冷間始動からの動きは、丁度このグラフのような感じです。現象発生までの時間は(傾向はあるものの)一定ではなく、上昇する回転も必ずしも同じではありません。, 何日か運転しても同じ症状が出るので(出ない日もある)、そのアイドリングがおかしくなった状態で、スバルのディーラーに持ち込んで、アイドリングの状態を見てもらうことにしました。メカニックの方がエンジンが掛かった状態で運転席の足下などを見てもらい、その後エンジンを止めて再度掛けました。するとやはり通常の650回転くらいに戻ってしまいました。この状態でピットへ移動し、ダイアグノシスでECUの履歴をチェックしてもらいました。すると、アイドリングが通常の状態になってしまっているので、エラーは出ていないということでした。ただアイドリングを制御するISCバルブの動きが良くないようなことを言っていました。アクセルをフルに踏んで、離してを繰り返してチェックすると、数値がスムーズではなく、ばらつきがあるという話でした。まずはISCバルブを洗浄するか、スロットルバルブを洗浄するなどの対応をおすすめされました。, 以前から読んでいた「インプレッサWRXオーナーズマニュアル」などで、ISCバルブは自分でも洗浄できそうだということを知っていたので、その場では車を預けずにいったん引き上げました。帰り道は全く症状が出ません。一度通常に戻れば、全く問題なさそうです。, ネットの情報でも、水温センサー交換で、似たようなアイドリングが下がらない現象を完治させたという方もいたので、ダメもとで水温センサーを交換することにしました。スバルの部品販売へ問い合わせると丁度在庫もあり、3000円もしない安い部品なので、早速注文しました。とても小さな箱入りのパーツで、プラグを一回り小さくしたような大きさです。ネットや書籍で調べる限り、交換作業は何とか自分でも出来そうでした。作業手順は次の通りです。●水温センサー(ECU側)交換・補機類ベルトカバーを外す・オルタネーターのカプラーを外す・オルタネーター本体を外す(ボルト2本)・オルタネーターを退かす・水温センサーのカプラーを抜く・すぐに新しい水温センサーを差し込む・外したパーツを元に戻す, 写真は、交換が完了したものです。冷却水が漏れますので、手早く交換するのがコツです。まず準備段階で問題になったのが、水温センサーの外すための工具です。本体は19mmの六角ボルトの形状なのですが、取り付けられているのがエンジンブロックの狭い箇所なので、スパナも回せません。ソケットレンチが必要なのですが、水温センサのカプラー部分が長いので、手持ちのソケットレンチではカプラー部が邪魔でボルト部分まで届きません。他の方は、ディープソケットなるもので着脱しているようなのですが、近所のホームセンターには売っていませんでした。後日改めてカー用品店に行ってみると、ホイールレンチのコーナーに18mmや20mmに混じって、19mmのかなり深いソケットが売っていました。これで、問題なく回すことが出来ました。実際作業して、まずカプラーの堅さに苦しみました。堅くなってしまっているようで、CRCを吹いてプライヤーでカプラーの爪を押さえながら左右に揺すって何とか外せました。また、オルタネーターを上にずらす際に、なかなか外れないので、プラス端子ごと外して本体と切り離そうとしたのですが、スパナで触れた瞬間「バチッ」とやってしまいました。発電した電気が溜まっていたようです。諦めて地道にこじって本体をよけましたが、DIYされる方はくれぐれも気をつけて下さい。センサーを交換するために、19mmのソケットを回し、指で取れる状態から何回転か緩めた時点で、ピューッと緑色の冷却水が出てきました。以前ISCバルブの冷却パイプを外した時はチョロチョロッと出た位でしたが、今回は盛大に水が出ました。ちょうど水道の蛇口のような出方です。下に小さな吸水シートを敷いていましたが、全然足りません。すぐに新しいセンターを入れ回して止めました。最後にセンサーを本締めすると、きちっとカプラーの向きが横に平行になりました。カプラーをはめて、オルタネーターやベルトカバーを取り付けて作業完了です。この作業を終えた直後、きちんと冷間始動後のアイドルアップやファンの作動など出来るか心配でしたが、問題なく稼働していました。翌日もアイドリングが上がることもなく、順調に機能しています。ところが3日目に運転し始めた時です。冷間始動後のアイドルアップが終わったいつものタイミングで、アイドリングが上がってしまいました。1100回転位でピタッと固定しています。やはり、水温センサーの問題ではなかったようです。ちょうど前回、車を預けたディーラーのすぐ近くだったので、アイドル回転が上がったそのままの状態で、そのディーラーへ駆け込みました。丁度平日のお昼時で入庫している車も少なく、すぐに見てもらえました。お昼も食べられずに待つこと1時間。診断の結果は、ISCの値が高い、ということでした。前回見てもらったときからは、ISC本体を中古に交換したこと、水温センサーを交換したことを伝えました。ISCはガスケット・弁・ゴムの関連パーツを新品に、本体は中古品に「全取っ替え」しているということなので、メカニックの方が疑ったのは、「スロットルボディ」でした。状況をまとめると、こういうことでした。・センサー類は問題なさそう(症状発生時でも、ECU診断によると全て正常、ただしISCは高い)。・二次エアの吸い込みはなさそう。配管確認済み。・ECUの問題もなさそう(可能性ゼロではないが、ダイアグに掛けても異常は見あたらない)ディーラー側の結論としては、「原因を特定できないので見込み整備になるが、スロットルボディの洗浄と、吸気系統の洗浄をして様子を見ることをおすすめします」という内容でした。, 作業2つ併せて12000円。ちょっとお高い・・・。吸気系統の洗浄は、スリーボンド社の6601Kというインマニ内のカーボンを、点滴のような特殊工具を使ってスロットルから注入することで、きれいに落とすものだそうです。「クラブレガシー」などの雑誌でも紹介されている、ディーラー専用メニューだとか。みんカラで試した人達のレビューによると、アクセルのつきがよくなったとか、アイドリングが静かになったとか、若干改善はあるようです。確かにインマニは汚れていそうな気がします。これの工賃は仕方ないとしても、スロットル清掃のための工賃が5000円近いのはちょっと高い。ということで、スロットルボディ清掃のDIY決定です。, アイドリング不安定に悩まされていたGC8インプレッサですが、その後は例の症状が出ていません。, 特別なことは何もしていないのですが、最後に現象が発生したのはもう2年以上前になります。, エンジンを掛けると、コールドスタート時はもちろん水温が低いため、アイドリングは高くなりますが、暖気完了後はだいたい650~700回転くらいに落ち着きます。現象が発生していたときは、この直後くらいから急にアイドリング回転が跳ね上がるということがあったのですが、今は発生しません。, 結局のところ一番最後に取った対策は、ISCバルブのカプラー部分に接点復活剤をかけたことでした。その直後はまたすぐに現象が再発してしまって、ガックリきたのですが、もしかしたらこれが徐々に浸透した(?)のでしょうか。よく分かりませんが、その直後は10%弱の確率で発生していた現象が、今はまったく発生していません。, おそらく、ISCバルブ自体の問題だという疑いが一番強かったので、本当はバルブ交換が良いのでしょうが、少々高いので、接点復活剤を使う選択は結果的に正解だったのかもしれません。また変化があればこのブログで報告しようと思います。, メインHP:車の運転のコツMT車専用:MT車攻略マニュアル車庫入れ:車庫入れマニュアル車検:ユーザー車検マニュアルメンテナンス:車の日常メンテナンス, 良く参考情報としてお世話になっている青春指南役さんのHPを見ると、D・E型はこの手のアイドリング不安定の症状が良くあるようです。過去ログに似たような症状がたくさん出ていました。ただし、原因は様々で、特定するのが割と難しそうです。, 数日後に明け方出発であるイベント会場まで車を走らせました。寒い朝だったのですがアイドリングは快調で、無事目的地へ。お昼過ぎには用事が終わり、駐車場を出ました。寒かったのですっかり冷間始動で暖気モードに入ります。このまま1kmも走れば、暖気モードも終わって650回転へ・・・と思ったら、何とずっとそのまま1500回転前後をキープしています。水温計はもう中間を指しています。, 先日考えた仮説でいうと仮説2と仮説3は、いずれにしても多少お金が掛かってしまうので、まずは簡単にできそうな接点復活剤を吹き付けることにしました。. ããªããQ&Aã§èª°ãã®æ©ã¿ã«çãã¦ã¿ã¾ãããï¼, ãã®æ稿ã®ãã«ãã¡ãã£ã¢ã¯åé¤ããã¦ããããã覧ããã ãã¾ããã, 趣å³ã»å¨¯æ¥½ã»ã¨ã³ã¿ã¼ãã¤ã¡ã³ã, 質åè
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